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不正SEO、「スパム」とは

「Webサイトで効果を出したい」と功を焦るばかり、検索エンジンを「騙す」ような施策をとってしまうことがあります。それらは検索エンジンからみれば「不正」以外の何物でもなく、完全に忌避すべきこととして知られています。

Webに精通した人はそのような行為を「スパム」と呼びます。スパムは「スパムである」と検索エンジンに認識された時点で、検索結果から抹消されるというようなことが起きてしまいます。検索結果から抹消されると、そのサイトに訪れる人は激減します。ビジネスとしてWebサイトを運営しているのであれば、それは売り上げ、収益に対する大打撃となります。多くのトラフィックを稼いでいるサイトほど、その「ロス」は同じ期間で大きなものになります。月間100万アクセスあるWebサイトなのであれば、一日検索結果から抹消されるだけで単純に割る30の欠損です。欠損してしまったトラフィックは、リカバリーすることはできません。Webのアクセス数から成約する確立を平均値として算出できていれば、そのことによって「いくら」金銭的な損失が発生するかを計算できるでしょう。それは欠損したままです。すぐにはリカバリーできません。長期間に渡って償却していくしかないのです。

「何がスパムか」という定義はなかなか難しいのですが、Webサイトを運営する中でまっとうではないということを行えば、それはすべてスパムとして捉えられる可能性があります。例えば、検索結果で上位のサイトのテキストデータを「コピー」するということです。これは特にシビアにスパムとして扱われます。Webサイト上に公開した時点でデータは取られ放題ですし、それを防止する術はないのですが、すでに検索エンジンにインデックスされている内容をコピーし、別のサイトがまた検索エンジンに認識させようとすると、それは完全にスパム扱いとなります。また、同様に「ミラーサイト」といわれる「コピーしたサイト」も同じくスパムとして扱われます。ですから、まったくコピーした模倣サイトを作り上げることは可能なのですが、それを検索エンジンに認識させて検索上位にもっていくことは不可能なのです。

また、サイトタイトルとコンテンツが著しく違うようなこともスパムです。サイトタイトルは検索エンジンに対して「このようなサイトです」と宣言することです。そのように宣言し、自身のWebサイトを「定義」したにもかかわらず、中身はまったく関係のないものであれば、それはスパムです。また、サイトのコンテンツと関係のないところでそのキーワードを頻出させたり、文脈が乱れても構わないという勢いで乱発することも、不正です。それらの不正なキーワード情報をWebページの背景と同化させ、ユーザーに対して見えなくすることも不正とされています。

それらのスパム行為が検索エンジンに露見し、受けてしまうペナルティは「検索結果からの抹消」です。そうなってしまうと、一旦サイトを改修し、不正を駆逐したあとに検索エンジンに対して「申請」を行わなければいけません。その後、受理されればまた検索結果に表示されます。ですが、不正行為をやめているのでおそらく順位は下がるでしょう。ペナルティの期間は、一日では済まないのです。欠損する期間は短くても1週間は考えるべきでしょう。スパム扱いになっていることが発覚したその日に改修して、その日に申請したとしても、やはりそれくらいは覚悟した方がいいでしょう。

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