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検索順位が上がると何がいいのか

インターネット検索の「結果画面」で順位が上がると具体的には何がいいのでしょうか。漠然と順位をよくしなければいけないと考えるものの、実際はどうなのかということです。少し前までは、「検索結果が1位でなければほとんど閲覧されない」というようなことが言われていました。実際、1位と2位、そして3位や4位のサイトでは、そのトラフィックに大きな差があったことは事実です。ですが、昨今のインターネット動向では必ずしもそうとはいえないようになっているようです。

というのも、「ホームページをトップ画面から見る」ということが少なくなってきたからです。Webサイトには必ず想定しているトップページがあると思います。そのトップページにはユーザーが見やすいような情報を並べ、必要な情報にすぐにたどりつけるような「動線」を考えていたはずです。その「動線」をより便利にしたり、或いはユーザーをこちらの期待する流れに誘導したりすることで、そのWebサイトでの成果点へ到達するように仕向けたりしたものです。

ですが、最近のインターネット動向ではスマートフォンが普及したこともあり、「必要な情報に即座にアクセスする」というような利用方法が多いようです。それは「必ずしもトップページではない」ということです。いきなりコンテンツ本文にアクセスされることが多く、しかもその方がユーザーにとって利便性が高いと感じられているのです。つまり、「Webサイトのページすべてがトップページになりうる」ということです。

「検索」という行動に対するユーザーの「リテラシー」は、現在では十分に成熟しています。より正確な情報、ケースやシーンにあった情報を得るために、キーワードを複合させて条件を絞ったりすることはもはや当たり前になってきました。検索の需要も細分化していて、サイトのトップページは存在自体は大切なものの、インターネットサーフィンの際に最重要視されないものになっています。

現在では検索結果で上位を取るということは、一つのページだけではいけないのです。トップページは幅広い意味を持つキーワードのためにSEOを行い、各コンテンツページはよりニーズが細かいキーワードに対してSEOを施します。そうすることで見込まれる効果は、「自身のWebサイトへの入り口」がインターネット上に増殖する、ということです。これを「ロングテール施策」といいますが、現在ではこのような手法をとらなければWebサイトでビジネスを行えるほどの流入を確保できません。また、検索される「キーワード」には「トレンド」があり、トレンドは変わるものですから、複数ページを検索上位に上げておくことで、トレンドが変わった際のリスクヘッジにもなるのです。

ユーザーが検索した後に本当に見たいのは「コンテンツ」です。サイトのトップページに必要な情報があればいいのですが、そのようなことは少ないものです。必要な情報により早くたどり着けることが「利便性」だとすると、各コンテンツページをそれぞれSEOによって検索エンジンに対する親和性を上げておけば、ユーザーは直接そのページにたどり着くことができるのです。それが今のSEOトレンドであり、「利便性の追求」です。トップページを外していきなりコンテンツにアクセスされるということは、サイト自体の信頼性、コンテンツページであっても「信頼できるサイト」とひと目でわかるような工夫が大切です。ひとつのWebサイトを回遊することは、現在のユーザーは少ないのです。

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