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検索エンジンはなにを「したい」のか

私たちが日頃から自然と利用しているインターネット検索エンジンですが、その利用は「無料」となっています。検索エンジンの役割はシンプルなもので、入力されたキーワードとデータベースに蓄積されたWebサイト、Webページ群を特定のアルゴリズムで結びつけ、視覚化して私たちに提供しているのです。

検索エンジンが認識しているWebサイト群の情報は複数存在している検索エンジンのデータベースに格納されています。Webサイトをまるごとコピーするとまではいきませんが、どのようなタイトルのどのようなサイトなのかということは確実に判別されています。検索エンジンは「インターネット上の情報」を「整理して、体系化」してくれる仕組みです。それを利用することで、私たちは自由自在にWebサイトにできるのです。

このような便利な検索エンジンが「無料」で利用できる理由は単純です。検索エンジンのビジネスモデルは「看板屋」のようなものです。それは無料で視聴できるテレビ番組と同じような考え方です。「人の目が沢山集まる」とこに広告スペースを確保し、それを「売る」ことで収益を上げています。それが検索エンジンの主な「収益源」です。例えば検索結果の上部に「スポンサーサイト」などと表示されたりしますが、それが「広告」です。それらのリンクをクリックすると、広告主は検索エンジンに対して「クリック代金」を支払うことになります。

私たちの便利な検索エンジン利用は、それらの広告で大部分が支えられています。いまやテレビを見るよりもインターネットの画面を見ることの方が時間を使う、という方も多いですから、インターネット上のあらゆる場面は「広告」と化すことが出来るのです。ですが、「ニーズに合致する目的のサイトを見つけた後」であれは、情報に対する「欲求」が満たされてしまっているため広告を配信してもあまり効果はないものです。検索結果はいわば「インターネットへの入り口」です。見たいもの、知りたいことはなんとなく言葉でイメージできてはいるけれど、どこにアクセスしたらいいか分からないという状態であり、且つ検索エンジンから「これらのサイトではどうか」という提案を受けているところなのです。その画面に広告を表示することで、そのユーザーから「これが見たかったんだ」という選択を受けることが出来るかもしれません。だから検索結果上の広告はとても有効なのです。

そのように広告を販売しながら資金を得、さらに機能をブラッシュアップさせていく検索エンジンですが、やはり大命題は「提供するインターネット体験の良化」ということにあると見て間違いないでしょう。「便利だから使われる」ということを大前提にして、「使われるから広告が売れる」ということに結びついているのです。検索エンジンが「儲け」だけに走り、その画面が広告で埋め尽くされて見づらくなってしまったら、私たちはそのようなサービスは利用しないのです。利用されなくなると広告の価値がないのです。

検索エンジンがこれからも収益を上げるためには、「便利であること」を維持し、追求していく必要があるのです。ですから、今後もますます利便性は増すことは間違いないですし、それに伴って私たちのインターネット体験も進化していくのです。インターネットがある限り、検索エンジンへの需要は変わりません。Webページの現在の仕組みはそうそう変化するものではありませんから、「無数にある情報をどのように整理して見せるのか」という点に、検索エンジンは腐心し続けるのです。

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