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類似ドメインに注意!

「ドメイン」のなかには末尾の「.com」や「.ne.jp」なども含まれます。ですから、その前の部分が同じでも、末尾が違えば「違うドメイン」になります。これが案外「弱点」です。「ドメイン」の模倣で、本家のサイトに「なりすます」ということが簡単にできてしまうからです。もともとWebサイトは「公開」されるものです。そのWebページがどのような構造で、どのようなデータ群で構成されているのかは、いとも簡単にわかってしまいます。そしてそれらを文字通り「コピー」することで、まったく同一のサイトを再現することが可能になってしまいます。それを「類似ドメイン」で公開すれば、ユーザーからは本物か偽物か区別のつかないサイトが出来てしまうのです。

そのようなサイトは主に「フィッシング」のために悪用されることになります。「釣り」とはよくいったもので、「偽サイト」で架空のショッピングをさせ、クレジットカード情報などを盗んでしまうのです。ドメインがまったく違えばユーザーが途中で気づく可能性も高くなりますが、類似ドメインなどを使用されていては一目ではわからなくなってしまいます。並べて「比較」しなければ判別ができませんし、そもそも「どちらが正しい」ということがわかりません。パソコンにセキュリティソフトなどを装備していれば、「フィッシングサイトの可能性がある」とあらかじめ警告を受け取ることもできるのですが、そうではない場合、「わからないまま」となります。

仮に「怪しい」と気づけたとしても、本家と模倣を並べたとしても、どちらが正しいかわからないので、そこでとるユーザーの判断は「どちらも使わない」ということが最善です。そうすれば被害にあうことはないからです。この場合、被害者は「模倣されてしまったサイト」になります。サイトで売り上げを立てることをメインにしているのであれば、これは由々しき事態となります。ビジネスが「妨害を受けている」ということになるからです。

なぜユーザーが「こちらは明らかに偽物だ」と気がつけなかったのかというと、「ドメインが似ていた」からです。一目見ただけではどちらが正しいのかわからなかったからです。これを防ぐためには方法はひとつしかありません。類似ドメインを最初から「囲い込む」という方法です。メインのドメインとあわせて「所有」するのです。そうすれば第三者に悪用される可能性はなくなります。自分で所有することで、未然にそのような自体を防止できます。そうすると悪意のある第三者はサイトの模倣はできてもドメインの模倣が出来ないので、ユーザーがそのような偽物のサイトに接触した際に「偽物である」と気がつける可能性が高くなります。

つまり、あるドメインを所有する段階で、類似ドメインや打ち間違える可能性の高いドメインを囲い込んでおき、それらのドメインにアクセスしてもメインに「転送」するような仕組みをとっておけば、模倣サイトに悪用されることもなく、またユーザーのURL打ち間違いに対する利便性の向上にもなるということです。このような取り組みは案外軽視されるものですが、実際に模倣され、そのサイトで実際に被害者が出てしまった際の「本家」のイメージダウンは相当なものです。未然にそのような事態を防止する取り組みを行うことは、決して無駄なことではありません。ユーザーのためでもあり、自身のサイトで安定したビジネスを続けるためでもあります。ぜひ検討してみましょう。

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