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同じURLは存在しない

Webページには必ず「URL」が存在します。そのURLは世界中のどこを探しても、どの国のホームページを探しても、「それ一つ」です。唯一のものなのです。URLによってWebページの存在はインターネット上で確立されます。そのURLはWebページにたどり着くための唯一の手段です。どのような経路、どのような経緯、どのような手段でそのWebページにたどり着いたとしても、URLは同じです。 広告を経由したなどで、URLの後ろに「変数」のようなものが付加されていることはたしかにあります。ですが、その変数がつく前のURLには変わりはありません。検索結果のリンクも、広告のリンクも、ポータルサイトなどからのリンクもすべて同じURLに繋がっているのです。見た目や内容が同じでも、URLが違えば、それは「違うWebサイト」です。

よくあるフィッシング詐欺の手法で大手通信販売サイトとまったく同じ見た目にし、まるで購入できるかのように見せているものがあります。そのようなサイトでは、実際に購入の手順を閲覧者に対して促し、入力された情報を収集してしまいます。もちろん、商品など届きません。情報が「盗まれたまま」です。盗まれた情報はどのように悪用されるかわかりません。カード情報などであれば、特に悪用されやすいでしょう。

そのようなフィッシング詐欺を避けるためにも、ドメインを含む「URL」の存在は重要です。それが本当に目的のサイトなのかどうか、「目で確かめる唯一の指標」がURLなのです。URLは世界中で一つしかないものです。ですから、ブラウザにそのURLを打ち込めば、必ず同じサイトにたどり着くのです。
そのようなURLも、Webサイトを管理していれば簡単に作れてしまうものです。Webサイトの管理は「ディレクトリとファイルの管理」です。特定のフォルダに特定のファイルがあり、それをインターネットサーバ上に設置することで、それがWebページになります。それは任意に変更することもできます。ですが、「ドメイン」は簡単には変えられません。Webサイトとして公開する一連のファイル群をどこに、どのように設置するのか、という点は、簡単には変更できないのです。

世界に一つしか存在しないURLの「核」とも言えるのが「ドメイン」です。そしてそのドメインは目で見た際も、機械的に判断する際も、「信頼性の基準」となり、「誰が所有しているものなのか」ということの証でもあります。ですから、そのドメインの下にあるWebサイトはどんなURLであっても信頼ができますし、逆に見知らぬドメインなのに違うサイトを模倣している場合は「怪しい」となるのです。ドメインはURLの基礎部分です。Web管理上、自分が所有していない違うドメインにファイルをアップすることはできませんし、それを無理やり行うことは「ハッキング」として「違法」とされています。

ドメインは法律によっても守られている、Webサイトの独自性、信頼性を守るための「砦」とも言えるべき存在です。そのドメインによって、それ以下のURLは定義されているようなものです。インターネット検索エンジンも、ドメインを判別し、「ひとつのWebサイトである」という認識を行います。違うドメインにリンクしていれば、「違うWebサイトにリンクしている」と判別します。情報を発信する上でも、情報を参照する上でも、もっとも留意したいのが「ドメイン」、そしてそれを含む「URL」なのです。これがWebサイトを運営する、または利用してビジネスを行うことのもっとも基本的な部分といえるでしょう。

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